【わらびの正解】わらびの納豆汁
わらびの正解はふたつあります。
ひとつ目は納豆汁。
わらびの季節が終わってしまう前に。一年に一度は絶対食べたい汁。
わらびと納豆で、とろみぬめりのマリアージュ。
味噌と納豆、何故だか風味倍増する、大豆同士の近親マリアージュ。
なんだか泥沼結婚な感じですが、わらびの瑞々しさ、歯応えがいっそう際立つ最高汁なのです。
普通に味噌汁を作って、
納豆1パックをたたいて、
水煮してあくを抜いたわらびと、引き割り納豆を味噌汁にぶっ込む。
わらびの納豆汁の出来上がり。
初夏、親の実家の山形へ行った時は毎日これが出てきました。
冬に行った時は、干したわらびでの納豆汁が毎日出てきました。
子供ながら山形、毎日これだなと思いつつも、全く飽きずに白米が進みました。
具材は他にうどや蒟蒻、大根、人参、牛蒡、いもがらなど、自家製野菜が盛りだくさん。納豆は毎回すり鉢で丁寧にすっており、今思えばなんて贅沢な汁を子供相手に作ってくれていたのだ、と心打たれます。
わらびの正解のふたつ目は
水煮してアク抜きしたわらびに、かつぶしと醤油のみ、の、
おしたし。
やはりこれ。
わらびの正解
『わらびの納豆汁』と『わらびのおしたし』
煮物も蕎麦も炊き込みご飯もナムルもいいけど、
やっぱりこの2択へ走ってしまいます
正解自信度 ★★★★★(5)